オンシジウムは、メキシコ、ボリビア、ブラジルなどの熱帯アメリカに分布し、凡そ300種類がある。オンシジウムの形は、風に向かって、軽やかに躍る若い女性の姿のように見られるため、「ダンス蘭」と呼ばれている。切り花と盆栽の市場で重要な位置を占めているている。現在の栽培法は、水平のネットで栽培し、気象条件に対応できたため、1986年にタイから栽培導入後に、栽培面積と切花産量も増え、台湾の切花の中で最大量の輸出品目となっている。現在の栽培面積は200ヘクタールで、日本への輸出量は毎年2100万本となっている。日本における輸入でオンシジウムの総量の90%を台湾産が占め、いわゆる、現在台湾から輸出している切り花の中で最大量の重要な花卉である。
主な品種
オンシジウムの切花品種はゴワラムゼイ(ガワーラムジー)以外に、ゴワラムゼイから作出された新しい品種(ハニーエンジェル、メイフェアートリニティ、太陽の子、シロタマ)等もある。
黄色系
■太陽の子 ■ダンスキング
■ハニーエンジェル ■ゴールデンエンジェル
■トリニティ ■ベビーフェイス
■ゴア ラムジー ■ゴールデンアフタヌーン
白系
■サマースノー ■しらゆき
■赤系
■オドントシジューム ■パープルキング
■レッドチェリー
その他
■シャーリーベイビーレッド
■シャーリーベイビー ■シャーリーベイビーレッド
■スターアップル ■ワイルドキャット